経済産業省が10月31日に発表した9月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1315万kl(前年同月比11.7%増)と14か月連続で前月を上回った。
輸入量の多い順に、アラブ首長国連邦(591万kl、前年同月比38.6%増)、サウジアラビア(439万kl、7.7%増)、カタール(120万kl、20.6%増)、クウェート(61万kl、36.0%減)、エクアドル(26万kl、20.0%増)となっている。
中東依存度は95.6%で、前年同月比2.9ポイント増と7か月連続で前年を上回った。
燃料油の生産は1197万kl(1.1%減)と17か月ぶりに前年を下回った。油種別にみると、ジェット燃料油、軽油、B・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、A重油は前年同月を下回った。
石油統計速報/5月の原油輸入量13.8%減、中東依存度95.3%