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日本郵船/横浜市内の小・中学校2校で出前授業と職業体験実施

2022年12月19日/CSR

日本郵船は12月19日、同月12日に横浜市立洋光台第一小学校で出前授業を、15日に横浜市立荏田南中学校で外航船員の職業体験を行ったと発表した。

<洋光台第一小学校での講演の様子>
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洋光台第一小学校は「キャリア」をテーマに総合科目の授業を行っている。この授業では世の中に存在する職業を知ることで、将来自分が就きたい仕事、興味を持つことができる職業を探すことを目的としている。

今回は6年生98名を対象に、同社の航海士が海運業と外航船員の仕事について説明。生徒からは「自分たちの生活を支えてくれているのはかっこいい」「外国の人たちと英語でコミュニケーションを取りながら仕事をしていると知って勉強になった」などの感想があった。

<荏田南中学校での職業体験の様子(操船シミュレータ)>
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<荏田南中学校での職業体験の様子(エンジンキット)>
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荏田南中学校では、生徒の自立や自己実現をめざす進路指導の一環として、キャリア教育を行っている。この授業では、様々な仕事に就いて活動している人や指導している人を招き、夢や働くことの喜び、苦労について話を聞き、これからの自分の生き方を考える機会とすることを目的としている。

今回は1年生12人を対象に、同社の航海士が操船シミュレータを用いた操船体験を実施し、機関士がエンジンの分解・組み立て作業を行った。参加した学生からは「船乗りに興味を持った」「異文化コミュニケーションの重要性を学んだ」などの感想があった。

近年、世界の外航海運業界で船員需要が高まっている中、日本若年層の間では船員という職業があまり認知されておらす、現在の日本人の外航船員数は約2200人にとどまっている。そこで同社では、船を身近に感じてもらい、将来なりたい職業の一つに、船員の名前が挙げられるよう“郵船みらいプロジェクト”という独自の活動に取り組んでおり、今回もその取り組みの一環として行ったもの。同社は今後も同プロジェクトを継続し、子どもたちに船員という職業に関心を持ってもらえるよう活動するとしている。

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