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日本GLP/埼玉県日高市でカインズの次世代大型物流センター着工

2023年01月17日/物流施設

日本GLPは1月17日、埼玉県日高市で地上3階建て延床面積約6万7000m2の物流施設「GLP狭山日高III」を着工したと発表した。

<「GLP狭山日高III」完成イメージ>
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同施設はカインズの専用施設として一棟全体の賃貸借契約を締結しており、2024年3月に竣工を予定している。日本GLPの施設を利用するのは、「GLP北本」に続き2棟目。

カインズは、同施設を首都圏エリアの店舗への配送機能と保管機能を併せ持つ、関東最大の物流拠点である「次世代大型物流センター」として位置づけており、都心へのアクセスがしやすい立地や、効率的なオペレーションを実現する日本GLPの提案力と柔軟な対応力などを評価し、入居を決定した。

同施設は、都心から43km、圏央道「狭山日高IC」から3.4km、圏央道と国道16号の結節点に位置しており、首都圏への広域配送に加え、圏央道から東名高速道路・中央自動車道・関越自動車道・東北自動車道・常磐自動車道へ接続することで、中部以西や東北までアクセスが可能。

施設の特長として、スロープによるトラックの2階への直接アクセスや、1階での3面バース採用により保管・配送業務を効率化できる仕様を取り入れた。また、倉庫スペースではブレースを建物の外周部に配置することで、庫内の機械化に向けた設計の自由度を確保している。

敷地内には、17台のトラック待機場を設置してトラックドライバーの負荷軽減に取り組むほか、従業員向けの駐車場を約260台分用意し、通勤アクセスの利便性を確保する。

<エントランス>
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<休憩室>
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庫内には大型シーリングファンを装備し、快適な庫内環境を整備。エントランスや休憩室の内装には自然素材を取り入れ、先進的でありながらぬくもりのあるデザインの施設空間を演出する。

このほか、サステナビリティ関連の施策としては、自家消費型の太陽光発電設備を設置予定。敷地内にある既存林の伐採樹木をエントランスホール・休憩室の内装に再利用し、サステナブルな施設として環境負荷低減に寄与する。

■「GLP狭山日高III」概要
所在地:埼玉県日高市上鹿山
敷地面積:約5万5000m2
延床面積:約6万7000m2
構造:地上3階建て、耐震S造
着工:2023年1月
竣工:2024年3月(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)、ZEB認証(予定)

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