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日本GLP/大阪府茨木市に4.4万m2のALFALINK物流施設着工

2023年03月16日/物流施設

日本GLPは3月16日、大阪府茨木市で延床面積約4万4000m2の大型物流施設「GLP ALFALINK 茨木 2」を着工したと発表した。

<「GLP ALFALINK 茨木 2」外観イメージ>
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<「GLP ALFALINK 茨木」広域図>
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着工する「GLP ALFALINK 茨木 2」は、大規模面開発を通して新たな価値を提供する「ALFALINK」ブランドの第3弾である「GLP ALFALINK 茨木」の第2棟目で、汎用性の高いマルチテナント型先進的物流施設として、2024年7月の竣工を予定している。

立地面では、大阪府道14号沿いに位置し、名神高速道路、近畿自動車道、中国自動車道の結節点となる「吹田 JCT」から約6.2kmとアクセスに優れた立地。近隣にトラックターミナル、卸売市場、鉄道貨物ターミナルなどの物流関連施設があり、物流拠点として高いポテンシャルが見込まれる。大阪内陸での人口密集地である北摂エリアに立地することから、雇用確保の面でも優れている。

「GLP ALFALINK 茨木 2」は、4階建てのマルチテナント型物流施設で最大4テナントが入居でき、専用施設として一棟全体での利用も可能。全区画がバース階と倉庫階1層ずつの組み合わせで、流通・保管の両方の機能を備えた2層使いを可能にし、効率的な物流オペレーションに寄与する。

また、隣接する「GLP ALFALINK 茨木 1」の6階にはトラックターミナル区画が設けられ、佐川急便の入居が決定しており、「GLP ALFALINK 茨木 2」に入居する企業は、このターミナルを利用することで荷物の出荷・集荷の効率化が可能。

施設周辺には、日用雑貨メーカーや食品流通系企業、工業メーカー系、そして 3PLなどの物流企業が集積しており、先進的な物流拠点への需要が今後も高まるとみられ、高いニーズが見込まれる。

<カフェテリア>
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施設内には働く人々向けのカフェテリアを設置予定で、木目調の素材を取り入れた落ち着いたデザインを採用し、見晴らしのよい窓を設置するなど、快適な就労環境を整備。また、2階から「GLP ALFALINK 茨木 3」に続くブリッジが設置され、歩車分離を図り安全性を高めながら、「GLP ALFALINK 茨木」内の人の往来を促すとともに、さまざまなアメニティ施設や公園などへのアクセスを容易にする。

また、この施設は商業施設と隣接し、地域の人々の目にも触れやすいことから、周辺環境や景観とのつながりを生むよう、施設外観のデザインには背景となる空と山に呼応するブルーとグリーンのグラデーションを採用している。

施設の特徴は、1・2階にバース、2階へつながるスロープを整備し、2層使い(1・4 階、2・3 階)が可能。最大4テナントの入居が可能。フロアの延床面積は約1万m2。荷物用エレベーター4基、垂直搬送機を8基設置。2階にカフェテリアを充実させ、快適な働く環境を整備。2階から「GLP ALFALINK 茨木 3」に続くブリッジが設置され、「GLP ALFALINK 茨木」全体のアメニティ施設へのアクセスが容易だ。

BCP面では、非常用発電機や防災センターを2階に設置することで、浸水や地震による停電などの災害に備えた設備設計を実施。環境への取り組みとして、屋上に自家消費型の太陽光パネルを導入予定で、館内電力の一部を賄う。

<「GLP ALFALINK 茨木」完成イメージ>
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■施設概要
施設名:「GLP ALFALINK 茨木 2」
所在地:大阪府茨木市南目垣・野々宮区画整理事業地内
敷地面積:約2万m2
延床面積:約4万4000m2
構造:地上4階建て、耐震造
着工:2023年3月
竣工:2024年7月(予定)
認証取得:LEED GOLD 認証、ZEB 認証(予定)

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