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石油統計速報/原油輸入量0.1%増、中東依存度97.3%

2023年07月31日/調査・統計

資源エネルギー庁が7月31日に発表した6月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1088万kl(前年同月比0.1%増)と、5か月ぶりに前年同月を上回った。

輸入先国は量が多い順に、サウジアラビア(451万kl、3.7%増)、アラブ首長国連邦(407万kl、5.6%減)、クウェート(110万kl、21.1%増)、カタール(53万kl、27.6%減)、中立地帯(23万kl、前年同月実績なし)となっている。

中東依存度は97.3%で、前年同月比2.6ポイント増と6か月連続で前年を上回った。

燃料油の生産は1007万kl(11.1%減)と2か月連続で前年を下回った。油種別にみると、灯油とA重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油、B・C重油は前年同月を下回った。

燃料油の在庫は882万kl(4.1%増)と4か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、灯油、軽油、B・C重油は前年同月を上回ったが、ナフサ、ジェット燃料油、A重油は前年同月を下回った。

石油統計速報/8月の原油輸入量9.5%減、中東依存度は94.8%

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