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ユーザーライク/「ブルーミーロジ」がセンコー、アスクルロジ等と連携

2023年10月24日/3PL・物流企業

花のサブスクリプションサービス「ブルーミー(bloomee)」を運営するユーザーライクは10月24日、複数の物流企業と連携し、独自の物流網「ブルーミーロジ」を構築したと発表した。

<独自の物流網「ブルーミーロジ」を構築>
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「ブルーミーロジ」の構築により、より良い状態での花の配送の実現と、より一層の物流効率化、持続可能な物流網の構築に向けた取り組みを強化する。

物流業界では、働き方改革関連法の施行を受け、2024年4月から配達ドライバーの時間外労働時間が年間960時間までに限定されることで人手不足や宅配荷物の遅配などが起こると予測されており、すでに物流各社の体制変更やサービス変更・終了などが行われている。

ブルーミーは、サービス提供にあたり物流業界との連携が非常に重要と捉えており、物流各社にて改革やサービス変更があった場合でも、「ポストにお花が届く」というブルーミーのサービス体験を変えず、継続してより良い状態の季節の花を定期便として届けられるよう、日々取り組んでいる。

取り組みの1つとして、今回、スターフェスティバル、センコーグループのプリティポーターズ、ASKUL LOGIST、近畿配送サービスなどの複数物流会社と連携し、独自物流網「ブルーミーロジ」を構築した。

「ブルーミーロジ」は、日本各地の出荷拠点「Flower Factory」で製作したブーケを、物流企業各社と連携して全国のブルーミー会員に配送する独自物流網。今回連携する物流企業各社が配送エリアを分担することで、より一層の物流効率化を実現し、さらに持続可能な物流網の構築に向けた取り組みとなる。

<フロー図>
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従来の荷物の配送フローは、複数出荷先から集荷した荷物を、各配送会社がもつ物流センターにて種類・用途・宛先ごとに仕分けし、地域の物流拠点に配送する。さらに、物流拠点にて、方面別に荷物が仕分けされ各配送会社の支店に配送、支店でもドライバーごとで担当エリアの荷物を仕分けし、最終の届け先に配送する、という工程がある。

「ブルーミーロジ」では、各配送エリアを担当する物流企業に出荷拠点から直送または集荷引渡しをするため、経由地点が減り、従来発生している仕分け工数を大幅にカットした配送を実現する。

この「ブルーミーロジ」において、各配達ドライバーの誤配送や未配達・持戻防止のため、各ドライバーと直接リアルタイムで連携をするため、ブルーミーCSチームやシステムも強化した。

新規会員など初めて届ける場所の確認や、配送時に現地で発生した事象なども、CSチームと連携しその場で解決することで、持戻などをなくし再配達数撲滅に向けた体制も構築している。

また、新規会員など初めて届ける場所の確認や、配送時に現地で発生した事象なども、CSチームと連携しその場で解決することで、持戻などをなくし再配達数撲滅に向けた体制も構築している。

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