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東京建物/「T-LOGI 千葉北」が佐川GLの拠点として開業

2023年11月27日/物流施設

東京建物は11月27日、「T-LOGI 千葉北」が、佐川グローバルロジスティクス(佐川GL)の新規物流拠点として2024年1月1日に開業すると発表した。

<「T-LOGI 千葉北」外観写真>
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佐川グローバルロジスティクスとの間では T-LOGI 久喜、T-LOGI 福岡、T-LOGI 加須に続き物流施設「T-LOGI(ティーロジ)」シリーズ4拠点目の取引となる。

物件は、首都圏の大動脈である国道16号と東関東自動車道の結節点となる「千葉北 IC」から約2.9㎞、千葉県を横断する京葉道路の「武石 IC」から約 4.1㎞に位置し、首都圏広域配送のみならず、都心配送にも優れている。また、成田空港(約30分)、東京港(約38分)、羽田空港(約40分)といった首都圏の主要ポートへバランスよくアクセスすることが可能なため、新規の物流拠点として高い利便性を持っている。

<休憩ラウンジ>
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<別角度からの休憩ラウンジ>
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1階エントランス横には、木目を基調とした内装デザインの中にグリーンを取り入れた、あたたかな雰囲気の休憩ラウンジを設けている。また、フリーWi-Fi や豊富な充電スポットも完備しており、ワーカーに充実した休憩時間を届ける。

<自家消費と自己託送のイメージ>
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他のT-LOGI シリーズと同様に、屋上に設置した太陽光パネルにより発電された電力を商用電力と併せて施設内で自家消費を行っている。また、この施設内で消費しきれない余剰電力については、一般送配電事業者の送配電網を用いて、同社が所有する施設に「自己託送」の仕組みを用いて送電
することにより、再生可能エネルギーを余すことなく活用する。

こうした自家発電・自家消費の仕組みにより、環境に配慮した施設の証である「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」最高ランクである『ZEB』認証および「CASBEE」S ランクを取得している。

<位置図>
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■施設概要
竣工:2023年2月
所在地:千葉県千葉市花見川区犢橋町 1652-3他(地番)
交通:東関東自動車道「千葉北」IC 約 2.9km
    京葉道路「武石」IC 約 4.1km
    JR 総武線「新検見川」駅 バス約30分
    京成本線「八千代台」駅 バス約25分
敷地面積:約 1万7789m2(約 5381坪)
延床面積:約 3万9883m2(約1万2064坪)
規模:地上4階
形状:4層スロープ(1階/2 階片側バース)
設計:坪井工業
施工:坪井工業
構造:S造
耐震区分:耐震
倉庫仕様
プラットフォーム:1 階/2 階:高床式 1.0m
梁下有効天井高:各階 5.5m
柱スパン:10.0m(W)×10.4m(D)
床荷重:各階 1.5t/m2
ドックレベラー:各階 4 基
バース数:35 台(40ft)+1 台(8t対応)
駐車場:普通車計 65 台(管理用3台)
トラック待機場:5台
特記事項:1階休憩室設置

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