グリーンコープ共同体に所属するグリーンコープ生活協同組合さがと長崎は12月26日、初めて電気自動車(以下「EV」)の配送用トラックを導入したと発表した。
導入した「日野デュトロZ EV」は、最大積載量1トンで、5時間の通常充電で100キロメートル以上の航続が可能。荷台の高さは一般的なトラックの半分ほどの約40センチメートルとなっている。そのため、女性や高齢のドライバーでも積み下ろしが簡単にできるのが特徴となっている。また、運転席と荷物室が車内でつながる「ウォークスルー構造」となっている。このため、荷台で作業をする際に車外に出る必要がなく、ドライバーの負担を軽減することができる。
積極的なEV導入のほかにも、グリーンコープでは脱炭素社会実現に向けた取り組みを推進している。グリーンコープの各事業所では最大限、グリーンコープでんき(グリーンコープでんき)が供給する電力を利用している。
グリーンコープでんきが提供する電気は、バイオマス・太陽光・小水力・地熱などの自然エネルギーを利用した化石燃料に頼らない発電方法で作られている。
グリーンコープ共同体/電気自動車の配送車をかごしま生協に導入