デカルト・データマインは2月13日、アジア発米国向け(往航)1月分のコンテナ輸送量実績データを発表した。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較1月>
それによると、1月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は164万6142TEU(前年同月比15.6%増)となった。
国・地域別の上位は、1位が中国発で97万9359TEU(前年同月比19.9%増)、2位が韓国発で19万2399TEU(22.0%増)、3位がベトナムで15万3949TEU(21.6%増)だった。
特にベトナムなどアジア4か国は、コロナ後の伸び率が60%と中国発の減少を補う形となっており、4か国は2023年通年でコロナ前に比べて44%増と合計95万TEUの増加を示している。
品目別荷動き順位は、1位が家具類で28万5414TEU(15.8%増)、2位が機械類で17万6208TEU(19.1%増)、3位がプラスチックで15万8512TEU(26.9%増)と続いた。
なお、米国発アジア主要10か国・地域向け(復航・最終仕向地ベース)の2023年12月分については、米国税関からの復航基データの一部が11月分に続き更新されていないため、配信が延期されている。
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