日本郵船とグループの旭運輸は2月23日、名古屋港を訪れた愛知県・三重県内の小学校3年生から5年生とその保護者22名に自動車専用船「CASTOR LEADER」(カストール・リーダー)の船内を案内した。
中部海事広報協会は、次世代を担う子供たちが生活を支える海の仕事や船への理解を深め、興味をもってもらうことを目的に不定期で海事施設見学会を開催している。
当日はこの見学会の抽選に当選した小学生と保護者が、船内の自動車積載スペースやブリッジ、居住区などを見学した。また、引率した同社航海士による仕事内容や船内生活の説明もあり、参加者は話に関心を寄せていた。
グループでは、今後も海運業を広く知ってもらうための広報活動を積極的に実施し、幅広い世代の方々に海運業界や船舶の魅力を感じてもらえる機会を提供していくとしている。
■CASTOR LEADERの概要
全長:199.99m
型幅:34.80m
最大積載自動車台数:7000台
総トン数:7万48
船籍:Panama
竣工:2015年
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