三菱倉庫は3月11日、温室効果ガス排出削減目標SBT（Science Based Targets）認定取得に向けたコミットメントレターを、「SBTイニシアティブ」に提出したと発表した。
SBTイニシアティブは、企業が設定する温室効果ガス排出削減目標が、最新の気候変動化学に基づいた最終的な目標に基づいたパリ協定が定める温室効果ガス排出削減目標に整合しているかを認定する機関。
同社グループは、環境対応をESG経営／SDGs対応の重要テーマのひとつとして位置づけており、CO2排出量の削減をはじめとする環境負荷の低減に取り組んでいる。
昨年9月には脱炭素社会の実現に貢献するため、2050年度までに国内外の事業からのCO2排出を実質ゼロとする、2050年度ネットゼロを宣言した。
今後、目標対象範囲の拡大や目標値の見直し等を検討し国際的な取組みであるSBT認定との整合性を高め、取引先・調達先だけでなく、必要に応じて顧客とも連携し、CO2を中心とした温室効果ガス削減の取組みを加速するとしている。
