SBS東芝ロジスティクスは、メディカル分野各社に向けた共同物流ソリューション、ロジ工程の簡略化によるコスト及び在庫削減に関する事例紹介ページを2月29日に公開した。
＜重複発生している物流業務を解消＞
メーカー・卸の重複業務を解消した事例では、メーカー同士のみならず、メーカーと卸売業・商社による倉庫の共同利用にも対応している。メーカーと中間流通の倉庫機能を一元化させることで、サプライチェーン全体としての在庫の圧縮や、メーカーと中間流通がそれぞれに拠点を構えることで重複発生している物流業務（輸送、保管、梱包・包装、流通加工など）の解消を実現する。
＜混載輸送＞
共通する届け先に専属便で配送の事例では、輸配送の「共同化」ソリューションも提供している。メーカー拠点から中間流通の拠点を通じて、医療機関などエンドユーザーまで届ける製品輸配送では、同業種であるゆえに納品先が共通しているケースが少なくない。メーカーや中間流通がそれぞれトラックを仕立てて製品を運ぶのではなく、複数社分をまとめて運ぶ（混載する）仕組みを提供することで、積載率アップなどの効率化が見込める。
＜メディカルに特化したWMS＞
専門性の高いＷＭＳを開発・導入の事例では、顧客は情報インフラも共同利用できる。顧客との入荷・出荷指示のやり取り、倉庫での作業進捗の管理、製品の在庫管理といった業務の効率化や、管理の精度を高めたりするためのツールとして、メディカル分野に特化したWMS（倉庫管理システム）を開発・運用している。
■詳細な内容
https://www.sbs-toshibalogistics.co.jp/sbstlog/logistics/industry/medical/
