佐川グローバルロジスティクス(GL)は、倉庫管理システム(WMS)の2025年の刷新に向けて、フューチャーアーキテクトと開発に着手したと発表した。
宅配貨物の増加や2024年問題、人手不足などにより多様化するニーズに対応し、導入期間の短縮や外部システム、マテハンとの連携機能を強化することがねらい。
具体的には、フューチャーアーキテクトのクラウド型の倉庫制御システム WCS機能を持つ「Future LOGI」と、OCR(光学文字認識)ソリューション「Future EdgeAI」を組み込む予定。
これまで頻繁にカスタマイズが発生した機能を標準機能として盛り込むことで、導入期間を短縮し、ペーパーレス化により、環境への配慮に加え、業務の効率化や働きやすい環境整備を行う。
さらに、マテハンによる省人化の取り組みが進むなか、マテハンごとに構築が必要とされる制御機能を標準化し、スピーディーかつ柔軟な機器の入れ替えや最新設備の導入を可能にする。