日本郵政が5月15日に発表した2024年3月期決算によると、郵便・物流事業の売上高(営業収益)は1兆9755億円(3.9%減)、営業損益は686億円の損失(前年同期は330億円の利益)となった。
取扱数量は174億6100万通・個(5.8%減)で、内訳は郵便が135億7800万通(6.0%減)、ゆうメールが28億7300万通(7.7%減)、ゆうパックは10億1000万通(3.0%増)だった。ゆうパックの増加には、ゆうパケットの取扱数量増加(8.6%増)が寄与している。
営業費用は、コストコントロールの取組等を推進したものの、人件費の増加や集配運送委託費の増加等により207億円(1.0%)増加。営業損益は前年同期比で1016億円のマイナスとなった。
日本郵政、JR東日本/「ゆうパック」「はこビュン」連携を実験