川西倉庫が11月11日に発表した2025年3月期第2四半期決算によると、売上高127億3100万円(前年同期比0.9%増)、営業利益5億4300万円(24.1%減)、経常利益5億9200万円(21.4%減)、親会社に帰属する当期純利益3億5200万円(25.4%減)となった。
セグメント別では、国内物流事業の売上高は103億5200万円(1.0%増)、営業利益8億8400万円(5.9%減)だった。
倉庫業務で入出庫高が前年同期と比べ減少、保管高も減少したが、保管単価の上昇等により売上高は前年同期を上回った。運送業務も堅調に推移したが、港湾運送業務が昨年好調だった反動もあり取扱いが減少し、営業利益に影響が出た。
また国際物流事業は、売上高21億8300万円(0.4%増)、営業利益9500万円(47.6%減)。
2022年に設立したアメリカの子会社が本格稼働したほか、国際運送取扱業務で取扱いが増加したが、他の海外子会社の業績が低調だったため売上高は前年同期を若干上回るも、営業利益は前年同期を下回った。
通期は、売上高260億円(4.0%増)、営業利益12億円(3.5%増)、経常利益12億8000万円(3.8%増)、親会社に帰属する当期純利益8億円(0.4%増)を見込んでいる。
澁澤倉庫 決算/4~9月の売上高6.7%増、営業利益24.7%増