デジタルプラスの子会社であるデジタルフィンテックは、学研ホールディングスの子会社である学研ロジスティクスと協業し、物流とデジタルギフトによる共同ソリューションを提供すると発表した。
デジタルギフトとは会員登録不要で誰でも簡単に自分の欲しいギフトを自由に選択できるサービス。従来の物理的なギフト(商品券や品物)に代わり、QRコードを読み込むことで即時の受取、利用が可能。
物流2024年問題の影響による配送コストの上昇は、株主優待として自社の商品や製品を配布する企業にとって、大きな課題となっている。物流業界で実績のある学研ロジスティクスは、デジタル フィンテックが提供する株主優待ギフトにより、物流のデジタル化を実現し、配送コスト・工数の削減が可能になる。
また、デジタルフィンテックは学研ロジスティクスの提供する配送業務やコールセンターといった「リアル」の領域まで株主優待ギフトの提供範囲を拡大することが可能となる。
今後、協業による共同ソリューションを活用し、株主優待のDX化を進めていくとしている。
なお、学研ロジスティクスは、学研グループやグループ外企業300社以上の物流業務で培ったノウハウを活かし、コスト削減、物流業務の最適化を実現する。関東を中心に全国9拠点の物流センターを展開し、さらにコールセンターなどのBPO事業、アプリケーションなどシステム開発を行うソリューション事業を展開するトータルソリューション企業だ。
伊藤忠ロジスティクス/米墨輸送ブローカーのBCS LOGISTICS LLCに出資