新コスモス電機は1月24日、経営基盤強化のための戦略的な投資の一環で、淀川工場を1月23日に開所したと発表した。
ガス警報器の受注増に伴うガスセンサの生産増への対応とBCP対応を目的とした第2の生産拠点となる予定。淀川工場が本格稼働をすると、ガスセンサの生産能力は現在の約2倍以上となる計画だ。
また、新コスモス電機は、1960年の会社設立より本社を大阪市淀川区に構えており、地域・社会には多大なる協力を得ている。同社をこれまで支えてくれた地域・社会へ恩返しができるよう、大阪市が確保を進めている「津波避難ビル」に申請をし、指定された。
警備員が常駐体制のため24時間避難の受け入れを可能とし、収容人数は最大154名、最大3日間滞在できる物資を備蓄しており、災害発生時の地域住民の安全確保に活用する。
■淀川工場の概要
名称:新コスモス電機 淀川工場
開所:2025年1月23日
所在地:大阪府大阪市淀川区三津屋中3-6-25
事業内容:ガスセンサの生産、ガス検知器・ガス警報器の生産管理、物流倉庫
建物概要:延床面積6649m2 、地上6階・地下1階建て