三菱倉庫は4月11日、経済産業省、東京証券取引所、情報処理推進機構が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)」で、「DX銘柄2025」に選定されたと発表した。「DX注目企業2023」「DX銘柄2024」に続き、3年連続3度目の選定となる。
DX銘柄とは、東京証券取引所に上場している企業の中から、デジタル技術を前提としてビジネスモデルなどを抜本的に変革し、新たな成長・競争力の強化につなげていくDXに積極的に取り組む企業を選定するもの。
三菱倉庫が評価された点として、経営トップ自ら経営計画の一環としてDX化を推進していることや、企業内大学の開校などによる人材育成と挑戦を後押しする組織風土の醸成などが挙げられている。
またサイバーセキュリティ対策への整備や定期的な訓練、第三者による脆弱性診断等により、ITレジリエンスの向上を継続実施していることや、医薬品物流プラットフォームをはじめとしたDX施策の進捗による企業価値の向上なども評価された。
同社グループは引き続き、先端技術を導入することで物流・不動産両事業での社会課題解決と事業成長の実現を図っていくとしている。
SGHD/DX銘柄でDXグランプリ2025に選定 陸運業では初