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フェデックス/世界での寿司(Sushi)マシーン普及に物流の最適化提供

2025年04月17日/国際

PR記事

フェデックスは4月16日、世界での日本食ブームの舞台裏として、 寿司(Sushi)をもっと手軽に、多くの人に届けるために、世界に打って出る日本の食品機械メーカーを紹介している。

寿司は、日本の寿司店で修業を積んだ職人がカウンターで握って提供する高級レストランや、日本食レストランのメニューのひとつとして少量で提供されるもの、また、持ち帰り寿司を販売する小売店など様々。

多くの人に寿司を提供するために一役買っているのが、日本の食品機械メーカーだ。1972年に創業の「トップ」は、寿司の大量生産マシンを世界で初めて開発した企業の一社だ。

トップの成功の鍵は、高品質な寿司を効率的に製造できる技術力の高さのみに留まらない。これまでの経験から、玉置正彦社長は国際展開を目指す中小企業には次の3点が重要だと説く。

各国の文化や嗜好に合わせた製品を開発、多言語対応や複数の販売経路を通じて世界中の顧客にアプローチ、 適切な配送業者を選定による安全かつ効率的な物流体制を構築すること。

玉置社長は、海外の顧客が購入した商品を確実に、要望通りの場所と時間に届けることによる、顧客との信頼構築の重要性についても触れている。

トップがオーストラリア市場に進出し、寿司マシンを輸出した際はフェデックスを活用した。フェデックスのサービスは、通関書類の作成がオンラインででき、工場から顧客の元までのドアツードアの配送で効率的な物流管理ができる点と、適切な梱包で製品が安全に輸送される点がサービス利用の決め手となった。

現在では、個人で購入する顧客への1台のみの配送から、現地のディーラーへの複数の一括輸送まで、フェデックスのグローバルネットワークと多様な輸送ソリューションを活用している。

トップの製品は多くの国へと市場を広げ、同社の現在の海外売上比率は70%に達しており、今後は世界200か国への販売チャネル確立を目指すとのこと。

フェデックスは信頼できる輸送サービスに加え、製品出荷や製造に必要な部品等の輸入を効率化するデジタルツールの導入・強化に力を入れている。例えば、直近では煩雑な貿易業務に対応して手作業による通関書類作成などの業務を削減する「FedExインポートツール」や、輸入プロセスの簡素化と国際物流における効率向上を実現し、航空貨物運送状の作成時に輸入者と荷主間でシームレスな連携を可能にする「共同出荷ツール」の提供を開始した。

これらのデジタルツール活用や外部の出荷管理システムとの連携は、企業の出荷準備や物流管理にかかる時間を効果的にコントロールし、製品販売や開発等の他の重要な業務に充てる時間を創出することができ、結果としてビジネス全体の業務効率化に貢献する。

フェデックスは変わりゆく顧客のニーズをくみ取り、トップのように海外に積極的にマーケットを拡大する中小企業や製造業の顧客に選ばれる国際輸送サービスを提供し続けていく、としている。

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