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Exotec Nihon/SOC2 Type 2(サービス組織管理基準)の認証を取得

2025年04月17日/IT・機器

Exotec Nihonは4月17日、SOC2 Type 2(サービス組織管理基準)の認証を新たに取得したと発表した。

<セキュリティ体制イメージ>
20250417exotec - Exotec Nihon/SOC2 Type 2(サービス組織管理基準)の認証を取得

認証は、米国公認会計士協会(AICPA)が策定した国際的なサイバーセキュリティ基準で、顧客データを安全に取り扱うための厳格な運用体制が整備されていることを第三者機関により証明するもの。

SOC2 Type 2認証は、2024年11月に取得したISO/IEC27001:2022 認証(情報セキュリティマネジメントに関する国際規格)に続くもので、Exotecが構築するセキュリティ体制の信頼性をより一層高めた成果となった。

ISO/IEC 27001:2022はセキュリティに関する組織的な体制やルールの整備状況を評価する一方、SOC2 Type 2はそれらの体制が実際に運用されていることを証明する。

今回の取得により、Exotecは業界内で唯一、両認証を公表している企業となる。

物流倉庫は、在庫情報や顧客データといった重要情報を日常的に扱う業務の中核であり、近年ではサプライチェーン全体の安定性と競争力維持の観点からも、セキュリティの強化がますます重要視されている。

特に自動化が進む現代の倉庫においては、ITシステムと物理設備が密接に連携しており、導入企業にとってはシステムの安全性が非常に重要な要素となる。

Exotecでは、技術面、業務面、組織面の三層にわたるセキュリティ対策を実施し、社内のすべての機能において顧客データの保護を徹底している。

各国の法的および規制上の要件にも適切に対応しており、取得したSOC2 Type 2およびISO/IEC 27001:2022はいずれも定期的な外部監査と更新が必要とされることから、常に高いセキュリティ基準の維持が求められている。

Exotecは、現在グローバル規模で数多くの大手企業にソリューション提供しており、こうした厳格なセキュリティ体制は、導入検討段階においても大きな信頼の裏付けとなっている。地域ごとの規制や要件の違いにも柔軟に対応可能であることは、顧客企業のグローバル展開を支える重要な要素。

24時間365日の監視体制や、従業員に対するサイバーセキュリティ教育といった継続的な取り組みも、他社にはない差別化ポイントとして市場で高く評価されている。

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