デカルト・データマインは10月14日、米国税関B/L統計を基にまとめたアジア発米国向け(往航)2025年9月分の海上コンテナ輸送量実績データを発表した。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 2025年9月>
データよると、9月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は、前年比10%減の170万TEUとなった。1-9月累計は前年比2.0%増(1532万TEU)だった。
1位の中国発は前月比11%減、前年比では18%減と減少幅が拡大し、1-9月累計では6%減となった。
2位のベトナム発は前月比5.0%減だが、前年比19%増、1-9月累計では34%増と二桁増を続けている。
4位インド発、7位タイ発、8位マレーシア発、9位スリランカ発も1-9月累計比がそれぞれ 18%、16%、 52%、 34%増とASEAN、南アジア発の増勢が続いている。
主要10品目合計は前年比9%減(前月比7%減)、1-9月累計では1%増となった。
1-9月累計で、電子電機(HS 85)、 玩具類(HS 95)、自動車関連(HS 87) の3品目だけはそれぞれ6%、7%、8%のマイナスだった。
米国輸入世界発合計も、前年比7%減 (前月比8%減)の232万TEUとなった。1-9月累計では2%増の2134万TEUとなった。
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