デカルト・データマインは9月16日、米国税関B/L統計を基にまとめたアジア発米国向け(往航)2025年8月分の海上コンテナ輸送量実績データを発表した。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較2025年8月>
データよると、8月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は、前年比4%増の186万TEUとなり、単月では過去最多となった。1-8月累計は前年比4%増(1363万TEU)だった。
<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
1位の中国発は、急増した前月からは2.9%減、前年比では5.5%減、1-8月累計では4.6%減。
2位のベトナム発は前年比40.4%増(前月比0.3%減)、累計では前年比36.1%増と二桁増を続けている。
4位以下のインド、タイ、スリランカ、マレーシア発も累計で二桁増を続け、中国からのシフト傾向が見られる。
品目別では、家具類(HS 94)が前年比4.9%増、プラスチック(HS 39)が15.1%増、機械類(HS 84)が3.4%増、電子電機(HS 85)が2.9%減、玩具・運動具(HS 95)が7.0%減、自動車関連(HS 87)が3.7%減などとなっている。
上位10品目合計では前月から1.3%減、前年比では3.7%増だった。
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