デカルト・データマインは5月26日、米国税関・B/Lデータを基にまとめた日本発米国向け(往航)海上コンテナ貨物量の20フィートコンテナ換算の4月分統計データを発表した。
データによると、4月の日本発米国向け(往航・荷受地ベース)は5万5534TEUと前年から12.0%減少した。昨年4月の数値が稀に見る6万超だったため、前年比では2けた減となった。
第3国へのトランシップ貨物は2万199TEUで、前年比6.9%増(韓国8.4%増、中国16.0%増、台湾7.5%減、シンガポール37.0%減)。TS率は36.4%だった。
日本発母船積みベースでは前年比20.1%減の3万5408TEU。2025年累計では前年比5.5%減、なかでも東京港が11.9%減と突出しており、新しく配船開始したジェミニの影響による減少とみられる。
日本荷受貨物量を統計品目番号別にみると、農機・建機などを中心とした機械類が前年比で18.2%減、自動車関連が24.4%減、タイヤを含むゴム製品が7.7%増、プラスチック類が14.5%減などだった。
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