LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





米国向け海上コンテナ貨物量/4月は12.0%減

2025年05月26日/調査・統計

PR記事

デカルト・データマインは5月26日、米国税関・B/Lデータを基にまとめた日本発米国向け(往航)海上コンテナ貨物量の20フィートコンテナ換算の4月分統計データを発表した。

<日本発米国向けコンテナ貨物量(荷受地ベース)推移>20250526datamyne1 - 米国向け海上コンテナ貨物量/4月は12.0%減

データによると、4月の日本発米国向け(往航・荷受地ベース)は5万5534TEUと前年から12.0%減少した。昨年4月の数値が稀に見る6万超だったため、前年比では2けた減となった。

<日本荷受地ベース vs 直航・TS比率>
20250526datamyne2 - 米国向け海上コンテナ貨物量/4月は12.0%減

第3国へのトランシップ貨物は2万199TEUで、前年比6.9%増(韓国8.4%増、中国16.0%増、台湾7.5%減、シンガポール37.0%減)。TS率は36.4%だった。

<日本発母船直航分・日本港別TEU>
20250526datamyne3 - 米国向け海上コンテナ貨物量/4月は12.0%減

日本発母船積みベースでは前年比20.1%減の3万5408TEU。2025年累計では前年比5.5%減、なかでも東京港が11.9%減と突出しており、新しく配船開始したジェミニの影響による減少とみられる。

<日本荷受地ベース統計品目(HS Code)別貨物量推移>
20250526datamyne4 - 米国向け海上コンテナ貨物量/4月は12.0%減

日本荷受貨物量を統計品目番号別にみると、農機・建機などを中心とした機械類が前年比で18.2%減、自動車関連が24.4%減、タイヤを含むゴム製品が7.7%増、プラスチック類が14.5%減などだった。

■レポートの分析担当・問い合わせ先
デカルト・データマイン
Datamyne Japan 清水邦彦
TEL:090-6509-2632
URL:https://www.datamyne.ne.jp/
メール:kshimizu@datamyne.jp

米国向け海上コンテナ貨物量/2月は13.7%減

関連記事

調査・統計に関する最新ニュース

最新ニュース