Exotec Nihonは6月27日、韓国・京畿道坡州市で常設展示場「Skypodデモセンター」の正式開設を発表、同日にオープニングイベントとテックセミナーを開催した。
<「Skypodデモセンター」オープニングイベントのテープカット>
韓国ではEコマース市場が急速な成長を遂げる一方、慢性的な労働者不足などの問題が顕在化しており、物流オペレーションの高度化が課題となっている。そこでExotecは、実用的な解決策として自社フラッグシップである「Skypodシステム」を韓国市場で常設展示するため、今回の「Skypodデモセンター」を開設した。
オープニングイベントはLa French Tech Seoulとの共催となり、在韓フランス大使館、韓国ロボット産業協会、L’Oréal Korea、在韓フランス商工会議所(FKCCI)など、産官学の多様なステークホルダーおよび関係企業のゲスト100名超が参加した。
<「次世代Skypodシステム」によるピッキングのデモンストレーション>
イベントでは、2025年2月に発表された次世代Skypodシステムのライブデモンストレーションも実施。ピッキングから梱包までを省人化できるシステムを来場者へアピールした。
<Exotec Nihon、Exotec Koreaの立脇竜 アジアパシフィック地域社長>
Exotec Nihon、Exotec Koreaの立脇竜 アジアパシフィック地域社長は、「韓国市場において、物流の役割は従来のコストセンターから、戦略的な価値創出の領域へと進化しつつある。今後は、デモンストレーションやコンサルテーションを通じて、顧客一人ひとりのニーズに応じた最適なソリューションを提供していく」とコメントしている。
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