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DHL ExpressとキャセイG/アジアでのSAF活用拡大へ新契約

2025年08月15日/SCM・経営

PR記事

DHL Expressとキャセイグループは8月14日、航空貨物分野における二酸化炭素排出量削減を一層促進するため、持続可能な航空燃料(SAF)に関する新たなパートナーシップ契約を締結したと発表した。

<左から、DHL Expressアジア太平洋地区 ネットワークオペレーション&アビエーション担当シニアバイスプレジデントPeter Bardens、キャセイグループ カーゴ部門ディレクターTom Owen氏>
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DHL Expressはキャセイから2400メトリックトンのSAFを購入し、キャセイGの貨物航空会社であるエアホンコンによる運航で使用する。

対象はアジアの3空港発(成田国際空港、ソウル・仁川国際空港、シンガポール・チャンギ国際空港)の国際便。

契約期間は2025年まで。温室効果ガス排出量は約7190メトリックトンの削減を見込んでおり、これはエアバス330F型機による香港―シンガポール間のフライト100回分以上に相当するという。

またDHL Expressはこのほど、キャセイが2022年に立ち上げた「法人企業向けSAFプログラム」の戦略パートナーに加わったことを明らかにした。

企業パートナーによる出張や航空貨物輸送のCO2削減をSAF利用により支援する取組みで、2024年には過去最多の16社(HSBC、 AIA 、スタンダードチャータードを含む)が参加し、6000トン超のSAFが使用されている。

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