三井倉庫は9月16日、インドネシア現地法人であるPT. MITSUI-SOKO INDONESIAは、8月にインドネシアのハラール製品保証実施機関(BPJPH)から輸送のハラール認証を取得したと発表した。
取得したのは、首都ジャカルタ近郊の2拠点および東ジャワ州の州都であるスラバヤの2拠点の計4拠点となる。
同社が保有するトラックおよびトレーラーの計30台すべてに関して、ハラール基準に準拠した設備を導入し、各拠点には専門の教育を受けた職員を配置した。これにより、倉庫保管から輸配送まで、ハラール認証に則した物流サービスの提供が可能となった。
なお、インドネシアでは、JPH法(ハラール商品保証法)に基づき、ハラール表示の義務化が段階的に進行するなか、2024年10月より飲食料品が対象となった。今後は、輸入飲食品、化粧品、医薬品などへ順次拡大される予定。それに伴い、インドネシア市場で流通する、ハラール認証製品が増加すると見込まれている。
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