日本アクセスは10月7日、中部エリアに「中部フローズンマザー物流センター」を新設し、9月より稼働を開始したと発表した。
<写真:中部フローズンマザー物流センター(横浜冷凍 小牧物流センター内)>
フローズンマザー物流センターは 2020年に関東エリアでのプレ稼働を皮切りに、中四国・近畿エリアへと展開。そしてこのほど、中部エリアに第4の拠点として「中部フローズンマザー物流センター」を新設し、この物流センターで一括仕入れし、エリア内の各支店・物流センターへ転送する物流インフラの構築を推進している。
フローズンマザー物流センターではエリア内の仕入機能を集約し、生産・販売計画を共有。車両単位・パレット単位での発注を行い一貫したパレチゼーションを促すことで、従来は平均2時間かかっていた作業が30分程度に短縮され、作業生産性は3 倍以上向上する効果が確認されている。納品業務の効率化とそれに伴うCO2削減を実現している。
なお、荷役作業の省力化と輸送の効率化を実現する「パレチゼーション」は、業界全体にとって重要な取り組み。日本アクセスではこの「パレチゼーション」をキーワードにそれらの課題解決に向けて、フローズンマザー物流センターを開設。同社の物流機能を川上物流の領域まで拡大し、将来に渡り永続・安定的に商品調達が可能な物流機能の構築に取り組んでいる。
■概要
名称:中部フローズンマザー物流センター
所在地:愛知県小牧市大字入鹿出新田字新道865番地
横浜冷凍 小牧物流センター内
対象拠点:中部エリア内汎用センター9拠点へ納品
設備内容 F級、C級、凍結設備