運転免許取得・切替支援サービス事業を展開するジップラスは10月27日、法人向けのウェブサイト「ZIPLUS for Biz」を開設した。
ドライバーの免許取得支援から外国免許切替支援、人材紹介、海外人材育成事業まで一貫した支援通じて、企業の人材戦略や課題解決をサポートする。
政府では深刻化するドライバー不足に対応するため2024年3月、特定技能制度の対象分野に「自動車運送業」分野を追加した。
また2025年10月からは、外国で取得した運転免許を日本の免許に切り替える「外国運転免許証切替が厳格化するなど、外国人ドライバーを取り巻く環境は大きく変化している。
こうした背景から同社は法人向けに、外国人ドライバーに対する支援を一元的に提供する新たなウェブサイトを開設した。
ウェブサイトでは4つのコンテンツを紹介。このうち、人材紹介(ドライバー採用支援)では、同社を通じて免許を取得する国内在留外国人(年間約4000人)の中から、日本語能力N3以上の人材を厳選し、運送・物流・旅客業界のドライバー採用を支援する。
また海外人材育成事業では、同社が出資する合弁会社「PT DAISAN MINORI INDONESIA(DMI社)」がインドネシアで自動車学校を開所。インドネシアで初となる日本語教習コースを設置し、日本の交通ルールや安全教育を取り入れるなど、即戦力となるドライバーを養成するという。
ジップラス今後5年間で、外国人ドライバー2500人以上の支援を目指している。

