三菱食品は10月29日、子会社のベスト・ロジスティクス・パートナーズと協同で、神奈川県川崎市にある特定小売業向け専用物流センター「川崎夜光SDC」に、プラスオートメーションの仕分けロボット「t-Sort」を50台導入したと発表した。
センターの低温作業エリア内約1320m2を「t-Sort」導入スペースとして整備し、50台の「t-Sort」により従来比30%の作業生産性向上と、1日当たり36m/h(年間約1万3000人時)の削減効果を見込んでいる。
深夜・早朝の作業が多いチルド日配食品カテゴリーの仕分け作業をロボティクス化して、該当時間帯の労働者不足問題を解決させるとともに、仕分け作業を“自動化・単純化”することで、雇用の中心となりつつある短期雇用人材や外国籍人材でも“即戦力”として活躍できる体制づくりを目的に検討してきた。
低温作業現場での「t-Sort」の導入事例は少なく、プラスオートメーションとの協力体制で機械性能検証を行い導入を実現した。
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