阪急阪神エクスプレスは2月23日、2頭のジャイアントパンダの輸送を担当し、無事に輸送を完了したと発表した。
<同社のトラックは何度もテレビに映し出された>
2頭のパンダは2月20日夕方、中国四川省成都の大熊猫繁育研究基地を出発。上海を経由し、約30時間にわたる輸送を終えて、21日深夜に東京都の恩賜上野動物園へ到着した。
同社は1972年に日本へ初めてやってきた「ランラン」「カンカン」の輸送を担当して以来、上野動物園へのジャイアントパンダの輸送は約40年ぶり。その間、ゴリラやシャチなど様々な動物輸送を手掛け、着実に実績を積んできた。
今回もパンダ輸送が決定した昨年12月より、プロジェクトチームを組み、2頭のパンダの安全で快適な旅行のために検討と準備を重ね、万全の体制を敷いてきた、としている。
NXHD/7月の国際海上輸送取扱実績、グローバル合計23.9%増