福山通運は9月30日、三統との間で資本提携を視野に入れた業務提携の締結を決議したと発表した。
業務提携の内容は、福山通運が三統の有する中国をはじめとする東南アジアにおける複合一貫輸送のノウハウの活用により、国際部門の強化を図り、国際事業を積極的に展開する。
三統は福山通運の有する国内20か所の通関拠点とそれに隣接するロジスティクス施設と国内輸送ネットワークを利用することにより、事業機会の拡大に努める。
両社は国内外における営業情報の共有、物流施設及びサービスを相互活用することで、国際物流において顧客により競争力のあるサービスの提供に努める。
さらに、両社は国際物流で人材育成や高付加価値サービスの新規開発を行うことで、国際事業での競争力を高めていく、としている。
なお、三統は、自社海外拠点を持つ中国、香港、韓国をはじめインドネシア、ベトナムなど東南アジアでの独自のネットワークを活用した複合一貫輸送サービスに定評。物流ニーズの変化に対応するため、より一層の事業拡大を目指していた。
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