住友倉庫が2月9日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、売上高1016億8100万円(前年同期比3.2%増)、営業利益75億7400万円(1.2%増)、経常利益84億8900万円(0.6%増)、当期利益53億1100万円(31.8%増)となった。
倉庫収入は、貨物保管残高、入出庫の取扱いとも堅調に推移したことから、162億4500万円(前年同期比2.4%増)となった。
港湾運送収入は、コンテナ荷捌で中国をはじめとするアジア航路の取扱いが増加し、一般荷捌も輸入貨物の取扱いが回復したことから、292億9400万円(5.8%増)となった。
国際輸送収入は、海外子会社が概ね順調であったほか、航空貨物の取扱いが拡大し、プロジェクト輸送も堅調に推移したことから、197億2200万円(3.0%増)だった。
陸上運送ほか収入は、連結子会社でのトラック輸送の取扱いが増加したことなどから、294億5500万円(4.2%増)となった。
結果、物流事業全体の売上高は947億1800万円(4.1%増)、営業利益は62億9500万円(9.7%増)となった。
通期は、売上高1410億円(8.1%増)、営業利益98億円(2.0%増)、経常利益107億円(2.2%増)、当期利益62億円(41.8%増)。