ポッカサッポロフード&ビバレッジは5月10日、シンガポールの子会社がマレーシアにポッカ・マレーシア工場(仮称)を建設すると発表した。
新工場は、500mlと1.5L容量のペットボトルに果汁、お茶などを充填できる最新鋭の無菌充填ラインを導入し、LED照明の採用や、水・エネルギー再利用システムの導入など、自然環境に配慮した工場となる。
建設地のマレーシア・ジョホール州セナイ地区は、シンガポールとの国境から20km、車で30分の距離で、アクセスが便利なため、シンガポールからのマネジメントが容易なロケーションにある。
着工は2013年6月末、竣工は2014年2月、本格稼働を2014年4月に予定している。
■新工場の概要
名称:ポッカ・マレーシア工場(仮称)
所在地:Airport Logistic Park,Sultan Ismail International Airport,Senai,Johor,Malaysia
従業員数:70名(予定)
敷地面積:2万800㎡ 延べ床面積 12,500㎡
製造品目:果汁、スポーツドリンク、乳性飲料、お茶、ミルク入りコーヒー及び紅茶、果粒入りドリンク
生産能力:500mlPET=460本/分、1.5LPET=215本/分
年間600万ケース
総工費:3420万S$(1S$=79円換算で約27億円)