デンソーは4月8日、ヒロボーの協力を得て、道路橋などの社会インフラの点検に使用する産業用UAV(ドローン)を開発したと発表した。
インフラ点検で求められる3つの性能を兼ね備えているのが特徴で、強風や雨中でも飛行できる対候性、構造物に近接して定位の姿勢に制御できる安定性、安全制御システムで運用できる安全性を有している。
デンソーがこれまで培ってきたセンサーと制御のエレクトロニクス技術、無人ヘリコプターの開発・製造で長年の実績があるヒロボーの機体開発力を結集して実現した。
今後は、実証実験を重ねてUAVの機体の完成度を高めていくとともに、インフラ点検などの サービス開発を関連事業者と共同で進めていき、国が計画・推進するロボットを活用したインフラ点検の本格運用に合わせて、適用可能なシステムにしていく計画だ。
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