佐川林業は5月23日、高知県香美市、香美市教育委員会とB&G財団との共催により、「海を守る植樹教育事業」植樹祭を、4月22日に「さがわの森」で開催したと発表した。
「植樹祭」は、どんぐりの実からなる苗を植樹し森を育む体験を通じて、未来を担う子どもたちに森・川・海のつながりと、森を守る大切さを伝える目的で実施している。
植樹教育を行うB&G財団により2012年から全国各地で実施され、佐川林業との開催は、今回で2回目。
取組は2013年度から「植樹教育事業」に着手してきた香美市と、子どもたちへ森林保全の重要性を伝えたいというB&G 財団、四国で森林保全を行う佐川林業の3者の想いが合致し、実現しているもの。
植樹祭には、香長小学校の児童と香美市 B&G子どもクラブ員等の計56名が参加。香美市教育委員会の担当者より、森林の役割(森林が持つ水土保全や、地球温暖化防止、生物多様性保全等といった“公益的機能”)や植樹の方法などについて説明を受けた後、「宮脇方式」により合計21種231本の苗の植樹を行った。体験を通して、森林再生に取り組む大切さや自然との共生について学んだ。
■海を守る植樹教育事業「植樹祭」 実施概要
日時:4月22 日(日) 午前9:00~11:30
場所:「さがわの森」敷地内(高知県香美市土佐山田町西又)
参加:計56名 香美市B&G子どもクラブ員と保護者、香長小学校児童(1~4年生)と保護者、その他
内容: 1.森の役割や植樹方法、植樹する木のお話(香美市教育委員会担当者)
2.宮脇方式による植樹体験
主催:香美市、香美市教育委員会
共催:B&G財団、佐川林業