商船三井が7月31日に発表した2020年3月期第1四半期決算によると、売上高2831億4700万円(前年同期比7.0%減)、営業利益68億5400万円(85.7%増)、経常利益140億700万円(前期は2億5100万円の利益)、親会社に帰属する四半期純利益122億7300万円(前期は16億8200万円の損失)となった。
セグメントごとの業績は、ドライバルク船事業が売上高672億円(1.9%増)、営業利益24億円(37.5%減)。製品輸送事業が売上高1195億円(17.9%減)、営業利益27億円(前年同期は56億円の損失)。エネルギー輸送事業が売上高711億円(6.7%増)、営業利益60億円(91.4%増)。
製品輸送事業では、コンテナ船が黒字化、自動車船で損益が改善し、事業全体で黒字に転換した。
エネルギー輸送事業では、油送船の損益が改善、LNG船海洋の利益が前年を上回った結果、事業全体で大幅な増益となった。
通期は、売上高1兆1730億円(4.9%減)、営業利益260億円(31.1%減)、経常利益500億円(29.6%増)、親会社に帰属する当期純利益400億円(48.8%増)を見込んでいる。
大運 決算/4~6月の売上高7.3%増、営業利益42.2%増