アマゾンは9月20日、米国EV(電気自動車)メーカーのRivian社に対して、EV10万台を発注したと発表した。
EVは2021年から運用を開始。まずは2022年初までに1万台を稼働させ、2030年までに全車両を運用する計画だ。
アマゾンは9月19日、パリ協定の目標である「2050年までのCO2排出量実質ゼロ化達成」を10年早める気候変動対策に同意しており、EVの導入は目標達成に向けた取り組みの一環。10万台が稼働することで、2030年までに年間で400万トンのCO2排出量削減を見込んでいる。
Rivianは、米国ミシガン州プリマスに本社を置き、イリノイ州ノーマルに製造工場を擁するEVメーカー。アマゾンは、輸送機関の温室効果ガス排出量削減に不可欠なEVの製造加速を目指し、同社へ4億4000万ドルを出資している。
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