日鉄興和不動産は4月1日、埼玉県越谷市で建設していた物流施設「LOGIFRONT越谷II」が2月末に竣工し、テナントの東武運輸の専用物流施設として4月1日から稼働を開始したと発表した。
<外観>
<内観(庫内)>
<位置図>
LOGIFRONT越谷IIは、国道16号線の内側、都心から25km圏内、東京外環自動車道「草加IC」から6kmに位置する延床面積2万7000m2の物流施設。東武運輸が同社最大規模の物流拠点「埼玉南物流センター支店」として運用し、医薬品などの商品の保管や流通加工などを行う。
施設は、1階にトラックバースを配置した4階建てのBOX型で、梁下有効高は5.5m。地震対策として、日鉄エンジニアリングの「アンボンドブレース」による耐震構造を採用した。
そのほか、空調設備を備えたドライバー休憩室の整備や、従業員専用駐車場50台分、同駐輪場40台分の確保、喫煙室設置による分煙環境の整備など、従業員が働きやすい職場環境を整備。全館にLED照明や屋上緑化を採用し、環境に配慮した建物としている。
<(右)LOGIFRONT越谷II、(左)LOGIFRONT越谷I(2019年2月竣工)>
■LOGIFRONT越谷IIの概要
所在地:埼玉県越谷市西方3076-1他(地番)
交通:JR武蔵野線「南越谷駅」 徒歩17分
東武スカイツリーライン「新越谷駅」 徒歩17分
東京外環自動車道「草加IC」6km
東北自動車道「浦和IC」10km
敷地面積:1万3348m2
延床面積:2万7024m2
構造・階数:鉄骨造4階建
竣工:2月29日
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