日本郵船/兵庫から東京湾上のタグボートを遠隔操船

2020年05月20日 

日本郵船は5月20日、タグボートを使用した遠隔操船の実船試験に成功したと発表した。

<遠隔操船実船試験の概要>

<実船試験映像(提供:日本郵船)>

試験は、国土交通省が目標と定める2025年までの自動運航船の実用化に向けた取組みの一環で、グループ会社のMTI、京浜ドック、日本海洋科学と共同で、1月に行われた。

東京湾上の「有人遠隔操船システム」を搭載したタグボートを、400km離れた兵庫県西宮市の陸上支援センターから遠隔で操船し、東京湾内の本牧沖と横須賀港沖間の12kmを航行させた。

陸上支援センターでは、タグボートに搭載されたセンサーやカメラで周辺状況を把握し、航海計画と行動計画(避航航路計画)を作成。それらをタグボートと共有し、乗船している操船者が承認後、船側で提示された計画に従って自動で航行する状態を確認・評価した。

今後は、実験で明らかになった船陸間通信の課題を克服するとともにシステムの改良を重ね、2020年度中に内航船での実証試験の開始を目指す。

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