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ヤマトHD/羽田クロノゲート、関西ゲートウェイの見学コース再開

2020年06月29日/CSR

ヤマトホールディングス(ヤマトHD)は6月29日、羽田クロノゲート「見学コース」、関西ゲートウェイ「見学コース」を7月2日10時から再開すると発表した。

<ヤマトグループの歩みを学べる「100THANKS」>
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<実際の荷物が目の前を流れる様子が見られる「見学者コリドー」>
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ヤマトHDは、新型コロナウイルス感染症の全国への拡大を受け、2月28日より臨時休館していたもの。この施設再開は、緊急事態宣言の解除や県境またいでの移動自粛の解除を受けたものだ。再開に際しては、見学者とスタッフの安全・安心を最優先するとともに、厚生労働省から公表された「新しい生活様式」の基準や関連する業界団体のガイドラインに基づき、万全な感染対策を講じて運営するとしている。

感染予防に対する取り組みとして、案内役のアテンダント・スタッフは、毎日の自宅での検温と、出勤時のサーモグラフィでの検温を行う。体調がすぐれない場合には出勤しない。マスクを着用して顧客を案内し、こまめな手洗い、うがい、手指の消毒を実施する。飛沫感染防止の観点から、離れた位置でもアテンダントの説明が聞こえるよう、ワイヤレスガイダンスを導入している。案内時は、通常より見学者との間隔をあけて対応する。

施設に関しては、見学コース内にアルコール消毒液を複数設置。見学コース内のこまめな消毒、清掃を行う。オーディオガイドや車いすなどの貸出物の消毒を徹底する。受付など見学者と対面する箇所には飛沫感染防止用アクリルパネルを設置する。手に触れて操作する展示箇所には、使い捨ての手袋(ニトリル手袋)、タッチペンなどを用意する。

3密(密集・密接・密閉)対策では、見学コース内のドアや窓を一部開放し、密閉を防ぐ。通常時より換気システムの換気量を高めに設定し、空調調節により換気を徹底する。見学コース内に、ソーシャルディスタンスの確保のため立ち位置の目印や掲示物を設置し、密集・密接を防ぐ。3密状態が見受けられた場合、スタッフが声がけを行う。

また、見学者へのお願いとして、事前の予約が必要で、入場者数を通常時の40名から15名に減らして、密を避ける形での案内を行う。それに伴い、予約は1組につき5名まで。受付時に非接触での検温を実施。見学者様全員に運転免許証、保険証、学生証などの身分証明書の提示。

さらに、マスクの着用と、咳エチケットの徹底、受付時のアルコール消毒と、見学コース内での手洗い及びこまめなアルコール消毒に協力してもらう。他の見学者との間隔を保って見学。飛沫予防のため大声での会話は控えるよう求めている。

さらに、館内で激しく咳き込むなど、風邪のような症状がある見学者は、退館をお願いする場合があるとしている。

なお、両「見学コース」はグループの歩みや宅急便をはじめとする様々な物流サービスの進化を紹介するとともに、普段目にすることができない物流施設の最先端の設備などを体験・体感してもらうために開設したもの。

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