LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





日本GLP/神奈川県平塚市で4.1万m2物流施設竣工、中央物産専用

2020年12月07日/物流施設

日本GLPは12月7日、神奈川県平塚市に先進的物流施設「GLP平塚I」を竣工したと発表した。

<「GLP 平塚I」外観>
20201207glp 520x345 - 日本GLP/神奈川県平塚市で4.1万m2物流施設竣工、中央物産専用

「GLP平塚I」は、中間流通業を営む中央物産の専用施設として稼働する。

「GLP平塚I」は、神奈川県平塚市と厚木市の市境に位置するツインシティ大神地区内に所在。東名高速道路の「厚木 IC」から約3.6km、新東名高速道路の「厚木南 IC」から約2.2kmと、広域配送に向けた物流拠点として優れている。また、2023年度に予定されている新東名高速道路の全線開通により、さらなる交通利便性の向上が見込まれる。

施設の機能面では、スロープにより1・2 階への直接アクセスが可能とともに、十分なバース数を設けることで、多様な用途に対応。庫内には危険物倉庫の設置や、作業効率向上のためのフォークリフト充電用電源の増設を行っている。

また、外観に白と黒の縦ストライプを用いて建物の視認性を高めている。就労環境の面では、倉庫内の各階に超大型シーリングファン「ビッグアスファン(Big Ass Fans)」を各階に4基ずつ合計16基を設置するほか、目線が空に抜けていく縦長窓を採用して開放感のあるカフェテリアを設置し快適な環境を整えた。

BCP面では非常用発電機を設置し、停電時にも倉庫としてのオペレーションが18時間以上可能。環境面ではLED照明を採用することで省エネに向けた取組みを行っている。

日本GLPの帖佐 義之社長は、「GLP平塚Iは作業効率の向上や働く環境に配慮した施設の仕様およびサービスを評価頂いたものと思う。首都圏のみならず、中部や近畿などの広範な地域に向けた配送拠点として活用いただき、中央物産の更なる事業拡大に向けて物流オペレーションをサポートしていく」と述べている。

■施設概要
施設名:「GLP 平塚I」
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:19336.72m2
延床面積:4万1382.81m2
構造:耐震・鉄骨造
着工:2019年10月
竣工:2020年11月
認証取得:CASBEE 建築(新築)Aランク

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース