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ケイヒン/4~12月の売上高ほぼ変わらず、営業利益18.6%増

2021年02月05日/決算

ケイヒンが2月5日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高362億4500万円(前年同期比0.0%増)、営業利益18億3200万円(18.6%増)、経常利益18億8400万円(16.8%増)、親会社に帰属する当期純利益13億2300万円(18.6%増)となった。

セグメント別の業績は、国内物流事業が売上高243億7800万円(6.4%増)、営業利益26億1900万円(20.3%増)、国際物流事業は売上高125億7700万円(10.5%減)、営業利益3億7500万円(29.6%減)だった。

国内物流事業は、新型コロナウイルス感染症に伴う、巣ごもり需要で、宅配関連商品などの貨物取り扱いが増加した。

倉庫業は保管残高が増加し、売上高51億6900万円(1.7%増)、流通加工業も取り扱いが増加し、売上高56億7500万円(17.7%増)。陸上運送業は、一般貨物輸送の取扱いが減少したものの、配送取扱件数が増加し、売上高129億900万円(4.2%増)となった。

一方、国際物流事業は、新型コロナウイルス感染症による海外諸外国での様々な規制などに伴うサプライチェーン停滞の影響で、貨物取扱いが厳しい状況となった。

国際運送取扱業は、海運貨物、輸出車両の海上輸送の取扱いが減少し、売上高102億7100万円(13.0%減)、港湾作業は、船内荷役・沿岸荷役ともに減少し、売上高14億6400万円(12.4%減)になった。航空運送取扱業は、航空貨物輸送スペースの供給不足から運賃が上昇し、売上高8億4200万円(44.8%増)だった。

通期は、売上高464億円(2.7%減)、営業利益19億円(0.0%増)、経常利益19億5500万円(0.2%増)、親会社に帰属する当期純利益14億2000万円(0.0%増)を見込んでいる。

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