国土交通省は9月16日、「日フィリピン物流政策対話・コールドチェーン物流ワークショップ」を9月13日にWEB会議形式で開催し、その結果を発表した。
物流政策対話では、両国の物流政策やコールドチェーン物流の促進にかかる取組について情報共有するとともに、フィリピンの物流課題(外資規制や交通渋滞等)について日本側より問題提起し、改善に向けた取組状況等を確認した。
コールドチェーン物流ワークショップでは、日本の物流関連事業者よりコールドチェーン物流を支える物流機器や技術等が紹介されたほか、日本の関係省庁や関係機関より、ASEANにおけるコールドチェーン物流の構築に向けた取組等について情報共有を行った。
また、フィリピンコールドチェーン協会より、フィリピンにおけるコールドチェーン物流サービスの現状について説明があり、今後フィリピンでは冷蔵・冷凍食品の需要の増加に伴い、コールドチェーン産業が大幅に成長する見通しであるとの認識が示された。
■日フィリピン物流政策対話 開催概要>
日時:9月13日10:00 ~ 12:30
形式:WEB会議
出席者:日本側:国土交通省、在フィリピン日本大使館
フィリピン側: 運輸省、港湾庁、貿易産業省、投資委員会
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