デカルト・データマインは10月12日、アジア発米国向け(往航)9月分と米国発アジア向け(復航)8月分のコンテナ輸送量実績データを発表した。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 2021年9月>
それによると、9月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航)は15か月連続プラスの178万9427TEU(前年同月比9.2%増)で、9月単月の過去最多を更新した。
国・地域ごとの輸送量は、1位が中国発(シェア64.2%) で前年同月比9.8%増、2位が韓国発(シェア8.7%)で23.8%増、3位がベトナム発(シェア6.6%)で7.4%減と続いた。日本発(シェア1.7%)は9位で10.1%減となった。
品目ごとの輸送量は、1位が家具類(シェア12.7%)で前年同月比25.0%、2位が電子電機(シェア7.7%)で11.0%減、3位が機械類(シェア7.6%)で15.8%減となった。
<米国発アジア10か国・地域向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 2021年8月>
一方、米国発アジア主要10か国・地域向け(復航)の8月分は、46万8648TEU(4.5%減)となった。
国・地域ごとの輸送量は、1位が中国(シェア30.4%)で前年同月比21.9%減、2位が日本(シェア12.2%)で3.2%増、3位が韓国(シェア11.1%)で9.4%減と続いた。
品目ごとの輸送量は、1位がパルプ・古紙(シェア17.2%)で14.1%減、2位が牧草・豆類(シェア8.8%)で7.7%減、3位が調整飼料 (シェア7.8%)で9.1%増となった。
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