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上組/大阪南港の定温倉庫建て替え、貨物の取扱需要増に対応

2021年12月15日/物流施設

上組は12月14日、大阪市住之江区の「南港R倉庫」を建て替えると発表した。

<完成予想図>
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同社は大阪府内3地区(南港、泉大津、りんくう)に定温倉庫を保有しており、「南港R倉庫」は南港地区に位置している。

近年、同地区では食品・穀物等の取扱い増加が著しく、今後も需要拡大が見込まれるため、需要拡大への確実な対応と安定的なサービス提供を行うべく、倉庫の建て替えを決めた。

「南港R倉庫」は大阪港の中核に位置しており、主要コンテナターミナルや阪神高速道路湾岸線のインターチェンジに近接するなど利便性が高い立地。

今回の建て替えでは倉庫能力を増強し、現在3地区で分散保管している貨物オペレーションの合理化を図ることで、顧客ニーズに即したより質の高いサービス提供を実現する。

また、建替後の倉庫屋上には太陽光パネルを敷設し、施設内の使用電力の一部を賄う環境に配慮した施設とする予定。

■南港R倉庫 概要
所在地:大阪市住之江区南港北2-12
敷地面積:1万2000m2
延床面積:2万5618.83m2
構造:鉄筋コンクリート造 5階建
主要設備:定温空調設備(5~15℃、1万6446m2)、LED照明、屋上太陽光自家発電パネル、垂直搬送機3基、貨物用エレベーター1基
着工:2022年1月
竣工:2024年2月(予定)

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