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海上コンテナ輸送量/アジア発米国向けが19か月連続プラス

2022年02月14日/調査・統計

デカルト・データマインは2月14日、アジア発米国向け(往航)1月分と米国発アジア向け(復航)2021年12月分のコンテナ輸送量実績データを発表した。

<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 1月>
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それによると、1月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航)は177万937TEU(前年同月比6.9%増)で、19か月連続プラスとなった。

<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
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国・地域ごとの輸送量は、1位が中国発(シェア61.6%)で前年同月比10.7%増、2位が韓国発(シェア9.5%)で2.4%増、3位がベトナム発(シェア7.4%)で2.6%減と続いた。日本発(シェア2.1%)は10位で3.3%減となった。

<コンテナ輸送量の上位品目>
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品目ごとの輸送量は、1位が家具類(シェア19.8%)で前年同月比14.0%増、2位が機械類(シェア10.3%)で32.5%増、3位が電子電機(シェア8.0%)で12.7%増となった。

上位10品目で繊維製品以外は全て2桁増となっており、特に機械類、プラスチック、自動車関連の増加が目立つ。玩具・運動具は1月に入っても増勢が続いている。

<米国発アジア10か国・地域向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 2021年12月>
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一方、米国発アジア主要10か国・地域向け(復航)の2021年12月分は44万3811TEU(前年同月比9.8%減)で、2021年通年では569万761TEU(前年比4.1%減)となった。

<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
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国・地域ごとの輸送量は、1位が中国(シェア28.7%)で前年同月比10.7%減、2位が日本(シェア12.1%)で12.7%増、3位が韓国(シェア11.5%)で3.9%減と続いた。

<コンテナ輸送量の上位品目>
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品目ごとの輸送量は、1位がパルプ・古紙(シェア17.5%)で7.6%減、2位が牧草・豆類(シェア16.0%)で2.0%減、3位がプラスチック (シェア6.9%)で22.1%減と続いた。

■レポートの分析担当・問い合わせ先
Datamyne Japan 南石 正和
Email:mnanseki@datamyne.jp
Tel:090-5868-8377
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