上空シェアリングサービス「Sora:Share(ソラシェア)」を運営するトルビズオンは2月18日、福岡県宗像市と共同で、イオン九州の協力のもと、ドローンを用いた物流配送実証実験を3月6日に実施すると発表した。
実証実験では将来的なドローン配送を見据え、住民が店舗に日用品を注文し、店舗からドローンの離陸地点へ物品を輸送、自律飛行ドローンで物品を輸送するまでの一連の流れを検証する。トルビズオンは、ドローンの安全飛行のための航路敷設(ドローンの飛行ルート設計、設定)をソラシェア上で行い、当日のドローンオペレーションを担当する。
実証実験を行う宗像市自由ヶ丘地区では「サービスが人の近くに移動してくる社会」という概念について検証を行うため積極的な実証実験を行っている。2021年10月から商業施設や店舗が人の元へ移動し、サービスを提供する次世代移動型店舗の「ショップモビリティ事業」の実験を行っており、今回のドローン配送実証実験ではより個別で自由度の高いサービスを住民の元に届けるためのサービスの実証を行う。
■開催概要
日時:3月6日(日) 13:00〜15:00
場所:宗像市立自由ヶ丘中学校(グラウンドにドローン着陸予定)