SBSゼンツウは8月25日、千葉県市川市に物流拠点「市川コールドセンター（仮称）」を10月からオープンすると発表した。
＜「市川コールドセンター（仮称）」外観イメージ＞
同社は、食品の宅配需要が急速に高まっている顧客ニーズに応えるため、冷凍冷蔵に特化したセンターを開設。同センターは、延床面積8631.39m2（冷蔵1752.06m2：冷凍 6244.62m2：他634.71m2）の4階層で、庫内には垂直搬送機2基、貨物用EV1基を設置している。
環境にも配慮し全館LED照明を採用。屋上には太陽光パネルが設置し庫内電力の一部を補っており、2030年のフロン規制を見据え、自然冷媒の冷凍機を使用している。
また、物流インフラとして利便性の高い立地にあり、首都圏・関西方面へは千鳥町ICまで2km、常磐・東北・関越道に繋がる外環道市川南ICまで3km、東関東方面へは湾岸市川ICまで4kmとなっている。宅配便の主要ターミナルも近くにあり、ECの物流拠点としても適した立地だ。また、3km圏内には3温度帯機能を備えた、同社の既存センター（EC・仕分業務）があり、物流効率の向上を図ることが可能となっている。
■概要
名称：市川コールドセンター（仮称）
所在地：千葉県市川市加藤新田202－15
構造：鉄骨造地上4階建て（耐火構造）
敷地面積：4297.56m2
延床面積：8631.39m2（冷蔵1752.06m2：冷凍 6244.62m2：他634.71m2）
温度帯：4温度帯（冷凍／冷蔵／青果／ドライ）
