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パルシステム/千葉県内で宅配の物流網活用しフードドライブ実施

2022年09月21日/CSR

生活共同組合パルシステム千葉は9月20日、10月3日から28日までの4週間、家庭に眠っている食品を生活に困窮する世帯へ提供するフードドライブを実施すると発表した。

<食品は仕分けた後にフードバンクへ寄贈>
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宅配の物流網を活用して商品配達時に提供食品を引き取り、集められた食品は、県内のフードバンクを通じて食べものを必要としている家庭へ提供される。

フードドライブは、パルシステム千葉が毎週12.7万世帯へ商品を届ける物流インフラを活用して、配達と同時に家庭で眠っている食品を回収。集められた食品は、賞味期限の確認や品目別の仕分けを経てフードバンク4団体(フードバンクちば・フードバンクふなばし・とうかつ草の根フードバンク、いちかわフードバンク)へ提供する。

パルシステム千葉では2016年度からフードドライブを実施しており、2021年度は6.1トンの食品提供があった。今年度も同様に5月に食品提供を呼びかけ、2.4トンを寄贈している。

<仕分け作業ボランティアを募集>
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なお、提供された食品は賞味期限別の仕分け作業が必要となるため、パルシステム千葉では、利用者にボランティア参加を呼びかけている。参加者にフードドライブの取組みの意義を伝えるため、配送センターなどで学習会を開催したのち、仕分け作業を行う。

新型コロナウイルス感染症の影響で経済的に困窮する世帯が増え、フードバンクには食料の支援依頼が急増している。パルシステム千葉では県内のフードバンクや子ども食堂などの地域団体と連携し、こうした社会的課題に取り組んでいくとしている。

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