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大和ハウス/東京都青梅市に13.7万m2のマルチ型物流施設着工

2022年09月30日/物流施設

大和ハウス工業は9月30日、東京都青梅市で、大型マルチテナント型物流施設「DPL 青梅」を着工したと発表した。

<「DPL 青梅」イメージパース>
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「DPL 青梅」は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「青梅IC」から約1.5kmの場所に位置し、関越自動車道や中央自動車道へのアクセスが容易なことから、首都圏全域はもとより、東海地方や甲信越地方などへの配送拠点としても優れた立地となっている。

また、JR青梅線「小作駅」からバスで約8分と、公共交通機関を利用したアクセスも可能なことに加え、周辺は住宅地となっているため職住近接の立地。従業員約760人が雇用されることを想定し、普通乗用車約380台分の駐車場や、バイク約55台分、自転車約150台分の駐輪場を用意した。

<広域地図と詳細地図>
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「DPL 青梅」は、地上5階建て、敷地面積5万8006.07m2、延床面積13万7708.78m2で、最大10社のテナント企業が入居可能な大型マルチテナント型物流施設。各フロアに直接アクセスが可能なダブルランプウェイを採用し、1フロアにつき50台分のトラックバースを備えることで、効率的な物流オペレーションを可能にする。

また、各区画には事務所を設置することができ、テナント企業の多様なニーズにも対応可能。各フロアには直接アクセスできるダブルランプウェイを採用するなど、効率的な物流オペレーションを可能し、共用施設にはラウンジや保育施設などを設けることで、テナント企業の従業員が働きやすい環境を整備する。

さらにBCP対策として免震システムを導入し、地震発生時の揺れを抑制することで、荷物や設備へのダメージを最小限に抑え、上層階の荷崩れを防ぎ、短時間での事業再開を可能にする。

同社は東京都内において、マルチテナント型物流施設やBTS型物流施設など計22棟、総延床面積約111万m2の物流施設の開発を手掛けてきた。今後も同社は、顧客に対してBTS型・マルチテナント型の物流施設を積極的に提案していくとしている。

■建物概要
名称:DPL 青梅
所在地:東京都青梅市新町6-6-2
交通:首都圏中央連絡自動車道「青梅IC」まで1.5km
JR青梅線「小作駅」から約2.7km
敷地面積:5万8006.07m2(1万7546.83坪)
延床面 積:13万7708.78m2(4万1656.90坪)
賃貸面 積:10万9225.22m2(3万3040.62坪)
入居テナント数:最大10テナント、1区画約7500m2~入居可能
構造・規模:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、免震構造、地上5階建て
床荷重:1.5t/m2、梁下有効高さ:5.5m
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業
設計・施工:大林組
着工日:2022年9月13日
竣工予定日:2024年4月30日
入居予定日:2024年5月1日

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